2016年度(第10回)全国小学生ゴルフ大会は9日、兵庫県宝塚市の宝塚ゴルフ倶楽部・新コースを舞台に18ホール・ストロークプレーで競技を行った。各地区小学生ゴルフ大会を勝ち抜いた51名の選手は、酷暑にも負けず、最後まで素晴らしいプレーでレベルの高さを示した。
金メダルを獲得したのは、70でホールアウトした石原渚裟。初出場の石原は、5バーディ・3ボギーの安定したプレーで出場選手ただ一人のアンダーパーをマークした。2打差の2位は芳賀幸瞳が銀メダル。さらに1打差の1オーバーパーで関口碧が3位入賞で銅メダルを授与された。金メダルを獲得した石原は、「指導していただいた方たちに感謝したいです。今日はバーディをたくさん獲ることが出来て、良いスコアでプレーできてうれしかった」とアンダーパーでの優勝に笑顔を見せていた。
全国小学生ゴルフ大会は、競技だけでなく、ゴルフの精神である「マナー」「エチケット」、また「ゴルフ規則」を学習する場として、選手と保護者に講習会を開催するなど、教育カリキュラムを組み込んでいます。小学生の時期に、スコアだけにとらわれるのではなく、ゴルフの楽しさや、スポーツマンシップの大切さを学んでいただくことを目的としているため、順位にタイが出た場合は、同位表彰としています。
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