本大会2度目の栄冠を手にした伊藤玲南は、徳島県の鳴門渦潮高等学校ゴルフ部に所属する2年生だ。アンダーハンディキャップ競技を始めたきっかけは知り合いの紹介とのことだが、「色々な地区の方とのラウンドは刺激になるし、誰にでも優勝するチャンスがある競技」と2014年から本競技に出場。今後の目標は、「四国のジュニアの試合で上位にいくこと」と控え気味だが、前半の9ホールを1アンダーパーでまわるなど、日頃の練習の成果を存分に発揮させる事が出来た事だろう。
4打差の2位タイに入賞した伊藤清美は、本競技の魅力を、「全国色々なゴルフ場でプレーが出来、様々な地区の選手と楽しくラウンドが出来ること」と話す。
実際、本選手権では、参加選手が和気藹々とプレーしている光景が多々見受けられた。アンダーハンディキャップ競技を通じてゴルフを純粋に向き合っている姿に、ゴルフが幅広い年齢層で長く楽しめるスポーツだという事を再認識させられる瞬間でもあった。
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