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Championship Reports
競技報告
【5バーディに笑顔を見せる新垣】
第1日 競技報告:JGA 写真:JGA
8月の日本ジュニアゴルフ選手権で悲願の初優勝を果たし、初めての世界女子アマチュアゴルフチーム選手権日本代表の座を掴んだ新垣比菜。LPGAステップ・アップ・ツアーでアマチュア優勝を果たすなど、多くの経験を積んできた新垣でも、この舞台を前に「少し緊張しました。ティーショットも緊張感がありました」と、感じたことのないプレッシャーに包まれていた。

それでも、1、2番と無難にパーセーブ。静かなスタートを切り、落ち着きを取り戻したかに見えた新垣にピンチが訪れたのは3番ホール。ティーショットを右の池に打ち込み、「かなり焦った」とダブルボギーを喫してしまう。

しかし、直後の4番(パー3)で9番アイ
アンのティーショットを狙い通りに登り傾斜のストレート「ゼロライン」の1メートルにつけてバーディを奪い返すと、7番(パー5)でもスコアを伸ばす。9番では「集中して練習してきた」というショートゲームで、17ヤードをチップインバーディ。「ダブルボギーの後にすぐに獲り返せて安心しました。

前半もアンダーパーで終えることが出来ましたし」と、波乱含みの前半を1アンダーパーで凌ぐ。後半は11番で2メートルを外してボギー。12番もティーショットを左の林に入れるミスから連続ボギーを叩いてしまったが、13番(パー5)で4メートルをねじ込んでバーディを奪うと、16番(パー5)もアプローチを1.5メートルに寄せてバーディを奪ってみせた。新垣は、重点的に練習してきたショートゲームの成果を見せて、5バーディ・2ボギー・1ダブルボギーと出入りが激しかったが、スコアを落とした直後にバーディを奪い返す非凡さが光る内容で1アンダーパーにスコアをまとめ、畑岡とともに初出場コンビがチーム戦3位発進の原動力となった。

特に目を引いたのは、ショートゲームの向上だろう。「合宿や練習ラウンドでやってきたことが活かせた」と満足げな新垣の表情にも、この日のプレーの充実ぶりがうかがえる。技術的なことはもちろんのこと、ガース・ジョーンズヘッドコーチから伝授されたヤーデージブックの書き方、使い方も自分のものにし、「これまで練習では、ドライバーショットを打ちこんでいましたが、ショートゲームの充実、それにヤーデージブックの活用という準備の仕方も有効なんだなと実感しました」と、手ごたえを感じている。

「明日も、しっかりとヤーデージブックにホールロケーションを書き込んで、マネジメントを立てたい」と、この手ごたえを確信に変えるべく、準備をするつもりだ。

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