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[国際競技]
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国際交流事業は(公財)ミズノスポーツ振興財団から助成を受けております。 |
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【畑岡奈紗は「明日こそ60台で」】 |
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第2ラウンドで苦戦したIberostar Playa Paraiso GCでのプレーとなった第3ラウンド。畑岡奈紗は、4番ホールで70ヤードのセカンドショットを2メートルにつけてバーディを先行させる。8番(パー3)では9メートルをねじ込んでのバーディに、「最初にバーディが取れて良いスタートを切れた。60台のスコアを狙っていたので」と、目標に向かって着実に歩みを進めていた。
しかし、スコアを伸ばしたいパー5の9番で思わぬミスが出る。残り110ヤードの3打目。「自分の距離では、50度のウェッジとピッチングウェッジの間の距離。今日のホールロケーションなら、グリーン左奥へ外しても良いと思って」ピ
ッチングウェッジを選択する。しかし、イメージ通りの放物線を描いたこのショットが、思ったよりもグリーンで跳ねて、想定以上のグリーンオーバーとなってしまった。左足下がりのラフからのアプローチは、グリーンをオーバー。「頭が一瞬、真っ白になった」と我を失いかけた畑岡だが、「状況を見ながらなるべく時間をかけずに、テンポよく処理しよう」と気持ちを切り替えたのが奏功して最大のピンチをボギーで凌ぐ。
すると、直後の10番で5メートルの下りストレートラインを決めてバーディ。良い流れに乗りかけたが、「14番のパー5でバーディを獲れなかった」ことで、流れをつかみ損ねてしまい、15番(パー3)でボギーを叩いてしまう。16番でバーディを奪い返したが、上がり2ホールを連続ボギーで終えた畑岡は、パープレーでこの日のプレーを終えた。
「今日もセカンドショットをピンに絡めていくことが出来なかった」と不調のアイアンショットの調整しきれなかったことを悔やむ畑岡。それでも、チームスコアでこの日イーブンパーに堪えることが出来たのは、畑岡のプレーも一つの要因であることは間違いない。チーム順位も10位に浮上し、最終ラウンドでの3位入賞にかすかな望みをつないだ。その目標を達成するためには、「自分が60台をマークすること。チームとしては難しいところは守って、チャンスでしっかりと攻めきりたい」と、明日の新たな目標も設定できている。
「世界女子アマでは、普段なら起こさないようなミスも起きてしまう」とこの舞台の怖さを思い知らされたが、「それでも、予想以上の緊張ではありません。明日は、この独特の雰囲気を味わいながら、スコアを伸ばしていきたい」と、最終ラウンドでのビッグスコアを誓った。
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