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[国際競技]
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JGA National Team Official Supplier |
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国際交流事業は(公財)ミズノスポーツ振興財団から助成を受けております。 |
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【夢の舞台を経験した新垣比菜。「もっともっと練習が足りない」】 |
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この3日間、新垣比菜は波の激しいプレーに終始していた。捲土重来を期して臨んだ最終ラウンドは、ようやく新垣自身も「一番良かった」と溜飲を下げるプレーが出来た。4番(パー3)で9番アイアンのティーショットをあわやホールインワンというショットで50センチにつけてバーディを先行させると、続く5番(パー5)はティーショットを左の池に打ち込むミスでボギーとしたものの、10番(パー3)で4メートル、16番(パー5)では1.5メートルを決めて、この日3バーディ・1ボギーの70でホールアウト。新垣もチームに貢献して、胸をなでおろしたが、優勝の韓国との差に思いを巡らせると、頭を悩ませてしまう。
「韓国と大差
をつけられて…もちろん悔しさはありますが、自分たちと何が違うのかと考えてしまう」と、思案する。「きっと、韓国の選手はマネジメントからピンを狙う気持とかが凄いのかもしれない。18ホールをまとめてくる力も」と、必死にその答えを探してしまう。
新垣にとって、「夢だった」というナショナルチーム。「沖縄の先輩たち。宮里美香さん、比嘉真美子さん、比嘉一貴さんが世界で戦っているのを見て、すごいなと」と、背中を追ってきた新垣。尊敬する先輩たちと同じ日の丸を背負ってのプレーは、「自分は、まだまだだなって。マネジメント、メンタル、もっともっと練習が足りないと思った」と喜びよりも、彼らも感じ苦しんできた代表の重みを新垣に残した。しかし、この舞台で自分すら知らなかった自分に気がつくきっかけをもたらしてくれた。「ジョーンズコーチに、自分の中に強い気持ちがあることを教えてもらって、ミスはあったけど、第3ラウンド、第4ラウンドと気持ちが途切れることが無かった」と、苦しみ以上に、自分の再発見という意義を掴むことが出来たのは、新垣にとって、貴重なことだろう。
「2020年の東京オリンピックまでには、世界で戦っていて活躍出来ていたい」物静かな新垣が、明確に2020年への目標と、その時までの自分のイメージを語ってくれた言葉に、それが現れていた。
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