|
[国際競技]
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
JGA National Team Official Supplier |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
国際交流事業は(公財)ミズノスポーツ振興財団から助成を受けております。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
【不採用スコアに終わった比嘉「明日、女子チームのようにカムバックしたい」】 |
|
|
|
比嘉一貴は、昨日苦しめられた体調不良も回復し、「今日は朝から体調もゴルフも良い感覚だった。今日はスコアを出せると思った」と挽回を誓ってスタートしたが、2番でティーショットを右の林に打ち込むと、2打目は木が邪魔になりアンプレアブル。3打目は、「ギリギリ超えると思った」フェアウェイ左サイドの池に打ち込む判断ミスの連鎖でトリプルボギーを叩いてしまう。
「2番のトラブルから自分で流れを崩してしまった」とほぞを噛む比嘉。それでも前半は1バーディ・1ボギーと堪えて、「後半でイーブンパーに戻す」と気合を入れ直して10番ホールのティーショットを放っていった。このホールでバーディを奪い、「ティーショットの
感触も良くなってきた」と反撃の狼煙をあげた比嘉だったが、「チャンスホール」とバーディを計算していた14番(パー5)で、勝負に出る。10番ホールで掴んだティーショットの手ごたえが残る比嘉は、得意の低い弾道のティーショットではなく、「明日の為にも自信をつけたいと思って、普通の高さで狙った」ドライバーショットが右に飛び出して隣のホールへ。林の上を狙って14番ホールに戻そうとした2打目は林を越えず、このホールをボギーとしてしまった。「2番ホールのことは気にしないようにしていたけれど、最後まで難しいゴルフになってしまった」と悔やむように、その後は15番で3メートルを沈めてバーディとしたものの、16番(パー5)でまたもティーショットが右に曲がり隣のコースに打ち込んでしまう。このホールはパーでしのいだが、17番でボギーとチグハグなプレーが続いてしまい、この日は3オーバーパーで不採用スコアに終わってしまった。「亀代さんがスコアを伸ばしてくれたけど、もう一人が大事。自分は調子が良いと感じてスタートしたのに不採用スコアに終わってしまった。もったいない…もう一回プレーをし直したい…こんなはずではない」と悔しさをにじませる。
その一方で、「このプレーであれば、今までの自分ならもっとスコアを崩していたと思う。ジョーンズコーチから宮崎での事前合宿で指摘されていた40ヤード以内のショットの精度が大切だと指摘を受けて、自分もその通りだと思い、ずっと練習を続けていて、ショットバリエーションやマネジメントが向上できていると思う。3オーバーパーで良く耐えたという感じもある」と、積み重ねてきた練習に自信も持てた。
多くの国際競技を経験してきた比嘉だからこそ、この順位に悔しさが募っている。「世界のアマチュアプレーヤーと競い合えて良かったというだけでは終わりたくない。スペインやカナダ、オーストラリアの選手たちと同じレベルで自分もプレーしたいし、今日はそれが出来るコンディションだった。毎回のように日本選手は“良い経験が出来た”と口をそろえて帰るけれど、それだけは嫌。世界で戦えていると思いたいし、それをアピールしたい。日本国内では自分は強い方だと思うけれど、世界の人に強いな比嘉はと思わせたい」と強い自負心をのぞかせた。
首位を独走するオーストラリアとは大差をつけられているが、チームメイト同様、上位進出をあきらめたわけではない。「Mayakobaコースは、他のチームも伸ばし切れていない。そこで、僕たちがどうにかスコアを伸ばせればと思う。9ホールで5アンダーのような展開にできれば」と、気持ちを奮い立たせる。「ただ、ガンガン攻めにいくのではなくて、冷静にゲームプランを使いながら攻めていきたい。ティーショットから確実にチャンスを作れるような。女子も1日は躓いたけれど、カムバックした。自分たちも明日、それを起こしたい」と、青写真を描いている。
|
|
その他の記事はこちら
|
戻る
|
|
|
|
|