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Championship Reports
競技報告
【68をマークした亀代は「自分がやるしかないと思った」】
第3日 競技報告:JGA 写真:JGA
爆発力が魅力の亀代順哉が、第3ラウンドでその本領を発揮した。4番で2メートルを決めてバーディを先行させると、5番(パー5)、6番で140ヤードの2打目をピッチングウェッジで1メートル、7番も2メートルを沈めて4連続バーディとスタートダッシュを決める。

8番でこの日最初のボギーを叩いたが、9番(パー5)も着実にスコアを伸ばして、前半で4アンダーパー。後半10番でアプローチを寄せきれず2つ目のボギーを喫したが、亀代の勢いは止まらない。「途中で金谷選手と会ったときに、“全然ダメ”と言われて。あとは自分がやるしかないと思ったし、伸ばしていこうと思った」と、12番からの3連続バーディで、6アンダー
ホールアウト風景
パー。「バーディを獲りたいホールで、しっかりマネジメントが出来たし、昨日は少しボギーを恐れた感じがあったけれど、きょうは自信をもって攻めることが出来た」と、亀代の真骨頂である攻めのプレーがスコアに結びつく。

しかし、「6アンダーパーまでいって、安心してしまった。守るゴルフになった」と15番、17番では風の読みを間違えてボギーを叩き、この日は8バーディ・4ボギーの68でホールアウト。日本アマチャンピオンが苦しむ日本チームを救った。

この好スコアの背景には、「考え方を整理して、今日の準備をすることが出来た」と前日にジョーンズコーチと練った戦略とそれを実行した亀代の能力がある。「明日も、準備をしっかりとして、結果の良い悪いは仕方ないとして、思った通りにプレーしたい」ジョーンズコーチからのティーチングと自身の個性が融合して結果につなげた第3ラウンドは、亀代に深い自信をもたらした。今日のラウンドでひとつ悔いが残るとすれば、「自分がスコアを伸ばした時に、どんな考えにするのかのゲームプランを持っていなかったこと」。

自分の個性である攻めのプレーにさらに磨きをかけ、明日のラウンドで最後の勝負を賭けるつもりだ。


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