2016年度(第116回)全米オープンゴルフ選手権セクショナルクオリファイング(最終予選)は23日、兵庫県三木市の東広野ゴルフ倶楽部で36ホールストロークプレーを行い、現在日本ツアー賞金ランキング2位の池田勇太が通算通算10アンダーパーでトップ通過を果たした。3打差の2位には谷口徹、さらに1打差の3位タイに谷原秀人と宮里優作が入り、6月16日から4日間、米国ペンシルベニア州のオークモントカントリークラブで開催される本選出場資格を獲得した。
首位通過を果たした池田は、第1ラウンドの前半で3度の連続バーディーを奪い6アンダーパーとスタートダッシュを決めて、7アンダーパーをマークすると、続いて
行われた第2ラウンドも9番でダブルボギーを叩いたほかは、チャンスを確実に決める冷静なプレーで3つスコアを伸ばして、2010年以来の全米オープン出場を決めた。2位通過の谷口は日本で開催されている最終予選に9度目の出場で出場資格を獲得したのは6度目と、部類の強さを見せて、全米オープン通算10回目の出場。谷原と宮里は、ともに全米オープン初出場となる。
全米オープンを知り尽くしたベテラン、脂がのっている中堅の選手が挑む全米オープンゴルフ選手権。既に本選出場資格を得ている松山英樹とともに日本選手の活躍に期待がかかる。
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