昨夜半からの雨が残る中で開幕した全米女子オープンゴルフ選手権セクショナルクオリファイング(最終予選)。第1ラウンドでトップに立ったのは、4バーディ・1ボギーの69をマークした原江里菜だった。東コースの9番で5メートルを沈めると、11、12番で連続バーディ。14番はティーショットのミスからボギーを叩いたものの、17番でバーディを奪い返した。
30分の休憩後に続けてスタートした第2ラウンドは、西コースのプレー。各選手ともスコアメイクに苦しめられる中、原は4バーディ・3ボギーと出入りの激しい内容ながら、1つスコアを伸ばして、通算4アンダーパーでホールアウト。佐藤絵美とともに首位タイで初めての全米女子オープンの切符を手にした。「このコースは、難しいので、自分にもチャンスがあるかなと思っていました」と最終予選を前にひそかな自信を持っていたという原。
原にとってのメジャーは、全英女子オープンに続いて2度目の出場だが、全米女子オープンは「経験したい試合の1つでした。自分の力を試したいし、立ち位置を知るためにもいきたかった試合」と位置付けている。「すごく楽しみです」と笑顔がはじけた原の本選での活躍に期待したい。
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