スタート直後にボギー、ダブルボギーと連続でスコアを落としながらも、その後は盛り返して単独首位に立った三木逸子。春頃に新しくしたドライバーが、この日は絶好調だったわけだが、その要因のひとつに加古川ゴルフ倶楽部に常備されているティーペグがあった。「本当にたまたまだったんですが、昨日一緒にラウンドしている人に、こんなティーペグがあるよと勧められて試しに使って見たら、(自分にとって)高さがぴったりだったんです。それまでは普通の長いティーペグを使っていて、高さが微妙に違っていたんでしょうね。ミスヒットが多くて困っていたんですけど、本当にラッキーだと思います」。
加古川ゴルフ倶楽部にはグリーンフォークやボールマークと一緒にティーペグも来場者用に準備されている。そのティーペグの高さが、三木の求める寸法にぴったりだったわけだ。自信を持ってティーショットを打てるようになり、良いリズムが生まれた。
「出だしが失敗した割には踏ん張れたと思います。明日は目標のパープレーで回りたいですね。ドライバーの調子も良いので楽しんでやりたいと思います」。
7度目の栄冠に向けて視界良好といった第1ラウンドとなった。
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