「前半は、初めての日本女子アマで結構緊張して…頭の中が真っ白でした」と初々しいコメントを残したのは澁澤莉絵留(北山CC)。
言葉とおり、緊張からか2番ホールでボギーが先行してしまった。それでも、5番でバーディを奪いスコアをイーブンパーに戻すと、「このバーディから徐々に調子が上がってきた」と話す。
しかし、6番では奥から4メートルの下りのフックラインを1.5メートルオーバーしてしまい、3パットのミスで2つ目のボギーを喫し、前半を1オーバーパーで終えた。澁澤が非凡なところを見せたのは、後半に入ってすぐの10番(パー5)。
この日2つ目のバーディを奪ったこのホールでパッティングの調
子をつかみ、16番(パー3)、17番でともに2メートル、最終18番(パー5)ではティーショットを左にミスしてピンチを迎えるも60ヤードの3打目をまたも2メートルにつけて3連続バーディでフィニッシュ。
初出場ながら首位と2打差の4位タイと健闘を見せた。「有償を狙っています。次に繋がる良いゴルフが出来ました」とスタート時の緊張は忘れて、狙うは初出場初優勝と宣言した澁澤。終盤ので食のプレーを見れば、その言葉もリアルになるかもしれないと思わせてくれた。
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