第1ラウンドに68をマークして好スタートを切った佐渡山理莉(オリオン嵐山GC)だったが、第2ラウンドは72のイーブンパーと伸び悩み、暫定トップの新垣比菜とは6打差と開いてしまった。3バーディ・3ボギー。その内容は「ドライバーショットでバンカーにつかまったり、林に打ち込んだりしたホールがあって、第2打は出すだけになってしまったり、ラフからのショットでピンに寄せられなくてバーディチャンスも作り出せなかった」という。
雨でリズムが狂ってしまったこともあるだろう。数ホールいくうちに「何かが、どこかがズレてしまっているという感じはありました。いろいろと修正を図りはしたのですが、結局原因がわからず、
修正もききませんでした」。
パッティングも、自分では昨日のラウンドと同じように構え、同じようにストロークしているのに、カップ横を通り抜けていく。いわゆる読んだラインが一筋違うというやつだ。こちらも、プレー中には修正しきれなかった。そんなわけで「パーをとるのが精いっぱいというホールをたくさん作ってしまったのが、アンダーパーまでもっていけなかった主な理由です。こういうラウンドになってしまっても、なんとかアンダーパーで終わりたかったのですが…」
残り2日の巻き返しを胸に、雨の中ドライビングレンジに足を向けた佐渡山。修正さえできれば、爆発力もある。追撃していってくれるだろう。
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