首位と5打差で最終ラウンドを迎えた砂川公佑(大阪学院大)は、1、2、4番とバーディをもぎ獲って4番を終えた時点で通算8アンダーパーとし、優勝争いに紛れ込んできた。「前半で、しかも4番までで3つ伸ばして、これはいい流れだなと思ったんですよ。ところが、それからなんとなく流れが止まってしまいずっとパーが続いていました」。致命的だったのは14番のボギーだった。ティーショットを引っ掛けてバンカーの縁で3オン。なんとか4メートルまでつけたのだが、それが入らずのボギーだった。それでも難関の17番で9メートルの距離を入れてバーディとし、通算8アンダーパーで最終ホールを迎えたのである。「結果的にボギーでしたけど
、あの時点で攻めようと思って、攻めた結果のボギーでしたので、仕方ないです。(ほかの選手の)スコアが解らなかったので、17番でバーディを奪ったときは、ひょっとしたら並んでいるかなという気持ちはありましたからね。だから、18番を攻めに行ったんです」と潔い。
前半33という勢いが、後半に繋がらないことが、1打足りずの2位タイという結果になったのだった。
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