2017年度(第54回)日本女子学生ゴルフ選手権は25日、三重県四日市市の四日市カンツリー倶楽部で最終ラウンドを行った。通算6アンダーパーで単独首位の鈴木千晴(法政大学1年)と2打差で追う小西瑞穂(東北福祉大学1年)、丹野寧々(中央学院大学4年)の最終組は、前半から一進一退の攻防を繰り広げた。丹野がスタートホールでバーディを奪うと、鈴木も2番で奪い返す。小西はボギーが先行するもバウンスバックを決めるなど鍔迫り合いが続く。前半を終えて、小西が丹野に1打、小西には2打のリードを奪ってハーフターンをすると、10番で鈴木と丹野がボギーを叩き、小西が1打差に詰め寄る。
試合が大きく動いたのは14番。このホールでバーディを奪った小西が鈴木を捉えると、15番でも連続バーディを決めて一気に逆転。小西は17番(パー5)でもバーディを奪い、この日4バーディ・2ボギーの70でホールアウト。通算6アンダーパーで初出場ながら逆転初優勝を果たした。鈴木は通算3アンダーパーで2位、通算1アンダーパーの3位タイには丹野寧々、青野紗也(明治大学1年)、池田美菜(中部学院大学4年)の3人が入賞した。
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