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競技報告
【青野紗也、丹野寧々、池田美菜の3人が3位タイに入賞】
第3日 競技報告:JGA 写真:JGA
青野紗也
丹野寧々
池田美菜
通算1アンダーパーの3位タイに入賞したのは、本選手権初出場の青野紗也(明治大学1年)、今年が最後の出場となる丹野寧々(中央学院大学4年)と池田美菜(中部学院大学4年)の3選手だった。
第2ラウンドは体調不良もあった青野だったが、この日は体調も戻り元気に最終ラウンドをスタートしていった。2番では3メートルのバーディを決めて追撃体制に入ったかと思われたが、4番でティーショットを左に曲げてボギーを叩くと、7番でもティーショットを左のラフに打ち込み、2打目はガードバンカー、3打目でグリーンオンしたものの3パットとミスの連鎖でダブルボギーを喫してしまう。その後は、全てスコアカード通りのプレーで粘りを見せたが、74とスコアを伸ばせずに終わった。「今日はバーディチャンスが殆どありませんでした」と、オーバーパーに終わった最終ラウンドに悔しさは残るが、「第1ラウンドで自己ベストの67もマークできて、自信になる3日間でした」と初めての日本女子学生には及第点を与えられる。「第2ラウンド以降、ホールロケーションが難しくなるとスコアを伸ばしきれない。自分はドローボールが持ち球ですが、それだけではマネジメントできないホールロケーションもあります。これからはショットのバリエーションを増やしていかないと。それに体力面ですね」。自信と課題を胸に、青野は来年のリベンジを誓う。

最終組でのプレーとなった丹野は、バーディスタートで首位の鈴木に1打差に迫ったが、3番(パー3)でボギーを叩いた後は、3つスコアを落としてしまい優勝争いに加わることができなかった。この日は1バーディ・4ボギーの75でホールアウト。通算1アンダーパーの3位タイで有終の美は飾れなかった。「最終組でのプレーということは意識せず、自分のプレーに集中できていました。でも、ティーショットが不調で、なかなかバーディチャンスにつけることが出来ず…攻めのプレーが出来ませんでした」と初優勝を逃した悔しさとともに、「目標にしていた、3日間で3アンダーパーを達成できなかった」と肩を落とす。それでも、「1年生の時に出場して2位になりましたが、その時よりも高いレベルのゴルフが出来たと思います。成長できたかな」と4年間の戦いには溜飲を下げた。

池田もまた最後の本選手権出場。1番(パー5)でバーディとしスタートダッシュを決めたが、4番で3パットのミスからボギー。それでもバウンスバックを決めて前半を1アンダーパーで終える。後半は、16番までパーを積み重ねたが、17番で左ラフを渡り歩きボギー。最終ホールもティーショットを左ラフに打ち込むなどミスが重なりボギー。最後の日本女子学生の締めくくりは、後味の悪いものになってしまった。「本当に悔しい。3位タイという成績は嬉しいけど、悔しさのほうが大きいです。年ごとに順位を上げて来られたのはうれしいですが、今日はもっとスコアが伸ばせる内容でした」と3位入賞にも地団駄を踏む。「バーディパットを外しすぎです。31パットでは…プロを目指しているので、課題のパッティングをもっと改善していきたい」と悔しさいっぱいに会場を後にした。


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