先週、日光CCが舞台となった日本シニアゴルフ選手権に続いて、2週連続で全国大会出場の阿部逸朗(日高CC)が首位タイに並んだ。1番ホールからスタートした阿部は幸先よく2番でバーディ。5番でボギーとしてしまうものの、7番を再びバーディにして前半を折り返す。後半は12番でボギーにしてしまうが、15番でバーディを奪取。続く16番では約6メートルのバーディチャンスから3パットを叩きボギーとし、次の17番でもボギーとして、第1ラウンドを3バーディ・4ボギーの1オーバーパー・73ストロークでホールアウト。
今日はドライバーの調子が悪く、ティーショットで3番ウッドを多用したという阿部。「ボギーにしてしまったところのほとんどはドライバーを使ったところです。今日これから練習して帰らないと」と首位タイの好スタートを切りながらも、開口一番に第1ラウンドの反省点を述べた。しかし、「今日は16番で狙いにいって唯一3パットのボギーがありましたが、それ以外のパターが良い感じでタッチも合っていました」と好感触のパッティングに満足げな表情を浮かべた。明日のスコア目標を聞くと「千葉のグリーンには慣れているから、明日はドライバーさえ良ければ、アイアンはキレているので、4アンダーパーくらいは出るんじゃないかな」と自信に溢れる表情で語った。
初の日本タイトル獲得に向け視界は良好だ。
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