本選手権初出場の大和田康夫(草津CC)が首位と2打差、単独2位の好スタートを切った。
1番からスタートした大和田は、いきなりボギーを叩いたが、続く2番ではカラーから約7メートル、3番では80センチのパットを沈めてバーディを奪う。4番では再びボギーとするが、その後をパープレーでまとめて、前半を36ストロークで折り返す。後半の11番では“お先”のボギーパットを外して痛恨のダブルボギーにしてしまう。14番でもボギーを叩いたが、上りの18番で、3打目のバンカーショットを80センチに寄せてバーディフィニッシュでホールアウト。後半を38ストローク、2オーバーパーの74ストロークとした。
「今日はまぐれで上手くいきましたね」。ディフェンディングチャンピオンの石井や、本選手権シード選手たちが苦戦する中、持ち前のアプローチとパッティングで、強風が吹き荒れる鷹之台カンツリー倶楽部を攻略した。
「明日は昔のようにピリピリしないで、今日と同じように楽しんでやりたいですね」。
70歳を過ぎても240ヤードを飛ばすドライバーショットを武器に、最終ラウンドは逆転で日本タイトル戴冠を狙う。
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