首位の塩田美樹子と5打差の2位につけている川上澪は愛知県出身。しかも父親が名古屋ゴルフ倶楽部のメンバーということで、知り尽くしたコースだけにこの日のスコアには納得がいかない様子だった。
「10番ホールからの前半は耐えたんですが、後半でやらかしてしまいました。後半は寒くなってきたのと、待ちもあったので体が動いてなかったですね」。
昨年大会でも最終ラウンドを首位と4打差で迎えながら、スコアを伸ばせずに4位に終わった。その悔しさもあるだけに今年はリベンジの思いで大会にのぞんでいる。明日は追いかけるだけ。首位と5打差はあるものの、地の利を活かすことができれば十分に逆転のチャンスはある。
また首位と6打差の7オーバーパーの3位につけている平松宣子は、この日の内容に関して上出来だと表現。風が強く寒い中、セーフティーなゴルフを心掛けたという。「自分の得意な距離を残して3打目勝負という攻め方がうまく噛み合いました」。
明日も謙虚な姿勢を貫くことができれば、和合の女神が微笑んでくれるかもしれない。
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