優勝した小野寺武夫は、同じレオマ高原GCのメンバー3人と一緒に、大会前日午前3時に徳島を出発し、車で約3時間をかけてコース入りした。練習ラウンドでは、全く手ごたえがなく、パー4のセカンドショットでユーティリティクラブを持つことも多く、難しさを感じた。当日もそんなに力が入ることがなく、それがかえってよかったのか、前半は2オーバーパー38で回れた。しかし、後半は「力が入って」スコアを崩す。最後は「アップ、アップ」の状態だったが、それでも「運が良かった」とツキにも恵まれ、見事に初出場で優勝することができた。
「一生の思い出です」と喜ぶ。これからも「楽しくゴルフをしたい」と語る。今回も楽しく回れた、という。そして、優勝の喜びを分かち合ってくれた仲間3人と共に、うれしい帰路についた。きっと話は弾んで、あっという間に徳島についてしまうに違いない。
|