2014年大会で女子Bクラスを制し、本大会2度目の優勝を決めた鳴門渦潮高校1年の高橋瑠羽。高校ゴルフ部に在籍しているが、部員は2人しかいなく、将来の夢はと聞いて「プロゴルファー」と答えが返ってくるものと思っていたら、「看護師」という普通の女子高校生だ。
ゴルフは小学3年生のときに「家族みんなでやっていたので」始めた。得意なクラブはドライバーで、この日も調子は「よかった」。前日の練習ラウンドでコースに対して「OBを打たないこと」とグリーンが速いことを警戒して「パットをバンバン打たないこと」を心掛けた。結果、「パットの調子が良かった」こともあり、スコアメイクすることができた。
この優勝
で次の目標は「日本ジュニア」となるかと思いきや、「四国ジュニア」とあくまで謙虚だ。四国ジュニアには中学1年の時に出場して28位になっている。プロを目指すジュニアゴルファーが多い中で「ゴルフは趣味」と言い切る、初々しさがまぶしかった。まだ15歳(誕生日は2月20日)。今後の成長を見守りたい。
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