2018年度(第60回)日本女子アマチュアゴルフ選手権は22日、埼玉県比企郡の嵐山カントリークラブで最終ラウンドを行った。通算イーブンパーでスタートした吉田優利(麗澤高)、1打差2位タイの上野菜々子(枚方国際)と大会連覇がかかる安田祐香(洲本)の最終組は、午前8時50分に1番ホールをティーオフ。上野が2番でバーディを先行させて首位タイに並ぶと、吉田も4番でバーディを奪い返し、序盤から両者が一歩も引かない大熱戦を演じる。吉田が1打リードを保って迎えた後半、勝敗の流れは目まぐるしく変わる。10番で吉田がボギーを叩き両者が並ぶと、12番で再び吉田のボギーで上野が逆転。しかし、15番で上野が痛恨のダブ
ルボギーを喫し、吉田がリードを奪い返すと、上野も16番でバーディをねじ込み、2人は通算イーブンパーで首位タイに並ぶ。最後の勝負の潮目となったのは17番。このホールで後半2つ目のバーディを奪った吉田が、上野に1打のリードをつけると、最終18番は両者パー。2人の熱戦は、通算1アンダーパーでホールアウトした吉田の涙の初優勝で決着となった。1打差の2位は上野、さらに2打差の3位に吉本ここね(JGAジュニア会員)が入賞し、大会連覇の期待がかかった安田は、通算3オーバーパーで西村優菜(大阪商大高)、平岡瑠依(よしの)とともに4位タイに終わった。
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