芥屋ゴルフ倶楽部の地元、九州出身選手の活躍が目立った第1ラウンド。岡村了がその中でも輝いて見えた。10番ホールからスタートした岡村は、11番で左ラフから145ヤードのセカンドショットを2メートルにつけてバーディを先行させると、15番と18番の2つのパー5で2オン・2パットのバーディ。計算通りのプレーを見せて前半で3つスコアを伸ばす。後半、3番(パー3)でこの日唯一の3パットのミスからボギーを叩いたが、続く4番(パー5)でバウンスバック。最終9番(パー5)もバーディで締めての4アンダーパーは、首位の今野と2位タイと地元九州勢で最上位の好スタートとなった。
「ティーショットもアイアンショット
も調子がよく、ピンチらしいピンチはなかった」と笑顔を見せる岡村。地元ながら芥屋ゴルフ倶楽部は練習ラウンドで初めてプレーしたというが、「コースの雰囲気が嫌いじゃないです。アドレスし辛いホールも無いですし」と好印象をもってのプレーだったようだ。それでも、「高麗グリーンなので、ショートパットには気をつけました」と、プロも悩ますグリーンには警戒を怠らない。
今日のラウンドでのショットには、自信も深めたようで、「アプローチとパットで取りこぼさないように。それができればアンダーパーも出ると思う」と初の全国タイトルに向けて、気合も入っていた。
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