福岡県糸島市の芥屋ゴルフ倶楽部で開催している2018年度(第103回)日本アマチュアゴルフ選手権は6日、降雨によるコースコンディションの悪化のため、第2ラウンドの中止を決定。141名の出場選手全員が36ホールを消化できなかったため、競技規定により本競技は不成立となった。
なお、日本アマチュアゴルフ選手権では1923年に関東大震災、1940年に交通事情により中止となったことがあるが、競技不成立は初のこととなる。
昨日から降り続いた強雨が降り止まない中、競技再開を目指して早朝からコース管理課が総出でコース整備に取り組み、当初予定の7時から1時間56分後の8時56分に競技を再開したものの、その後も雨脚が弱まることはなく、9時44分に三度の競技中断。その後も天候の回復を待ったが、周辺地域の状況、交通への影響などを鑑み、11時21分に第2ラウンドの中止を決定した。
下記は、大会競技委員会の発表です。
日本アマチュアゴルフ選手権第2ラウンドは降雨によるコースコンディションの悪化、ならびにコース復旧にかかる所要時間を考慮し、これ以上のプレー続行を断念することといたしました。
本選手権は、本日(7月6日)までが会期となっており、競技規定上、日程の順延はいたしません。
本競技の成立条件は全選手が36ホールを消化することが必要になります。全選手が36ホールを消化できておりませんので、本大会は「不成立」となります。
天候の状況に鑑みご理解を頂きたいと思います。
大変な環境の中、プレーを続けていただいた全ての選手に敬意を表するとともに、コースコンディションの整備と復旧に懸命に努力を頂きましたコースメンテナンススタッフの皆さまをはじめとした開催コースの芥屋ゴルフ倶楽部関係者の皆さまには感謝を申し上げます。
2018年7月6日(金)
第103回日本アマチュアゴルフ選手権 競技委員会
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