ディフェンディングチャンピオンの鈴木晃祐は、3バーディ・1ボギーの2アンダーパー68をマークして、大会連覇に向けてまずまずのスタートを切った。10番ホールからスタートして「前半はチャンスにつけられてバーディパットが入ってくれて」12、13、16番とバーディを奪い、3アンダーパーでターンした。後半になると「パットが入らなかったので、パーでしのぐことが」多くなり、さらに最終の9番ホールでは池に入れるミスでボギーを叩き、2アンダーパーでホールアウトした。
大会連覇については「絶対優勝しなきゃいけない、というプレッシャーはない。普通のプレーができれば結果もついてくる。自分のプレーを貫くことが大事
」と落ち着いている。コースは昨年優勝した時の東コースから今年は西コースに変わっているが「全体的に霞ヶ関の雰囲気は似ている。あまり変わらない。東コースのようにプレーできればアンダーが出るんじゃないか。後半のチャンスでスコアを伸ばして、明日優勝争いができる位置にいきたかった。それでもアンダーパーで回れたのは今後プラスになる。優勝争いができるようにチャンスのところで獲って、耐えるところは耐える」とゲームプランは確立されている。これまで本部門での連覇は8人おり、達成すれば2003年の池田勇太以来15年ぶり9人目の快挙となる。はたして、鈴木は首位の中島啓太をとらえることができるか。
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