52名が出場している男子12~14歳の部。将来の活躍が期待されるこの年代の選手たちがしのぎを削る本部門で単独首位に立ったのは、関東ジュニア2位入賞の好調を維持している吉沢己咲。
1番ホールからスタートした吉沢は、2、4番でバーディを奪うと、5番ボギーのあと8番でバーディを奪い、前半で2つスコアを伸ばす。後半も13番から連続バーディを決めて後続を引き離しにかかる。3連続バーディがかかった15番(パー5)では、よもやのボギーを喫したが、常にバーディを先行させるプレーぶりは、吉沢の好調なゴルフを現していた。
「ティーショットが安定していた」と、中学2年生ながら落ち着いた口調で話す吉沢。1打差2位には森下と北川、2打差の4位タイには日本代表としてジュニアオープンにも出場した大嶋宝と強豪を向こうに回しての単独首位の要因は、その冷静沈着さにあるのかもしれない。
明日も今日のようなゴルフを続けて、初優勝に大きく前進したいところだ。
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