第1ラウンドで首位と1打差の2位タイと好スタートを切りながら、昨日78と大きくスコアを落として優勝争いから大きく後退した北川将圭。しかし、このまま日本ジュニアを終えるわけにはいかなかった。
「監督からも第2ラウンドのことは忘れて、リスタートしよう」と声をかけられて臨んだ最終ラウンド。昨日よりも強風が吹き抜ける厳しいコンディションの中、前半は2ボギー・1ダブルボギーとスコアメイクに苦しめられた。それでも、第2ラウンド終了後にパンチショットを練習した成果が徐々に現れ始める。12番はボギーとしたが、13番、15番でバーディを奪って後半は1アンダーパー。この日73でホールアウトした北川は通算9オ
ーバーパーで3位入賞という成績に終わった。
「第2ラウンドでバーディを獲りたいという気持ちが強く出すぎてしまって、スコアを崩したのが悔しいです。日本ジュニアは、自分の中学生活の集大成として臨んでいただけに…」と好成績にも悔しさを隠しきれなかった。
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