政田夢乃が5バーディ・ノーボギーの5アンダーパー66をマークし、首位と1打差の2位につけ、好スタートを切った。もともと「ショートアイアンが得意で」、この日は「ドライバーショットがあまり良くなかったが、フェアウェイにとどまってくれた」おかげで、アイアンショットで「ピンを狙って」行くことができた。
1番ホールからスタートし、3、4番でいずれも2メートルにつけてバーディを奪うと、前日の練習ラウンドで第3打がカップインしてイーグルを獲った8番ホールでもバーディを獲った。前日の「流れがよく終われて、そのイメージ通りに」プレーすることができた。その勢いそのままに後半も2バーディを奪い、ゴルフの内容に
は「満足」だ。
彼女は今回で日本ジュニアには女子12~14歳の部、15~17歳の部と部門をまたいで5回目の出場となる。昨年は最終ラウンドを最終組でプレーしたが、16位タイに終わった。これまで北海道女子アマ、北海道ジュニアを制しているものの、まだ「日本」タイトルはない。「やはり日本タイトルを獲りたい。日本女子アマがダメだったので、ぜひ獲りたい」と今大会にかける意気込みは強い。日本女子オープンは地区予選で失敗し、これが日本タイトルを獲る最後のチャンスとなる。これまでの悔しい思いを糧に、高校生最後の夏にかける。
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