昨年2位だった雪辱を狙う梶谷翼は、2バーディ・2ボギーのイーブンパー71でまとめた。「オーバーパーじゃなかったのでよかった」と安堵の表情。この日はアイアンショットが左に引っかかり、スコアメイクに苦しんだ。途中で「修正しよう」と試みるもうまく調整できず、アプローチとパットで「何とかパーを拾い」しのいでいった。
コース改修が終わった東コースは「ティーショットでちゃんと狙って行ったところに打っていかないとすぐボギーになる」とその難しさを感じた。選手にはフェアウェイキープというショットの正確性と、コースマネージメントが問われるという。
小学生のころからその活躍で注目を集めてきた彼女だが、日
本ジュニアのタイトルはまだ掌中にしていない。今年は7月に英国でのジュニアオープンに出場し、リンクスコースを経験した。惜しくも優勝を逃したものの2位に食い込んだ。セントアンドリュース・エデンコースでプレーした経験はこれからの彼女のプレーに生きてくるはずだ。首位とは2打差の好位置で、彼女が羽ばたくことができるか。残り2日間のプレーに期待がかかる。
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