首位と1打差からの逆転優勝を狙った川﨑春花は、前半1バーディ・3ボギーの2オーバーパーとスコアを落とし、苦しい展開だった。前日には「周りを気にせず、自分のプレーをしたい」と語っていた彼女だったが、最終ラウンドはそううまくは行かなかった。むしろ「周りを意識してしまい、自分のプレーができなかった」と反省していた。
2番でティーショットを右の林に打ち込み、2打目は出すだけでボギーとし、4番もボギーとした。7番ホールでカラーから7ヤードをパターで打って、カップインさせバーディを獲り「気持ちを切り替えられる」と思ったものの、9番でもボギーとしてリズムを取り戻せない。風が強かったことも災いしたが、そ
れは他の選手も一緒だ。そこからはひたすらパーをつづけ、耐え忍ぶゴルフだった。バーディを獲ることができず、17番ではボギーを叩き、結局この日は3オーバーパー74に終わり、通算2オーバーパーで優勝には2打届かなかった。
これからは、どんな状況でも「自分のプレーができるように集中していく」ことを課題に挙げた。女子12~14歳の部では優勝することができなかったが、来年は女子15~17歳の部で優勝できるように験算を積んでほしい。
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