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競技報告
【高久ゆうなは東北福祉大学4人目の優勝が目前に】
第2日 競技報告:JGA 写真:JGA
前日首位の高久ゆうなが6バーディ・1ボギーの5アンダーパー67をマークし、スコアを通算7アンダーパーとして2位の安本美咲に6打差をつけて独走態勢に入った。10番からスタートし、ティーショットを左の深いラフに入れ、2打目を打ってもグリーンまで50ヤードを残した。ここからの第3打もピンまで6メートルのところに乗っただけでいきなりピンチを迎えた。しかし、このパーパットを決め「スイッチが入った」。11番で4メートル、12番では15メートル、16番1メートルと次々とバーディパットを決め、3アンダーパー33でターンした。1番ではフェアウェイにティーショットを運んだものの、第2打をグリーンの右に外し、「難し
いアプローチだったので、寄らない。ボギーでもいいや」とボギーに。すぐさま2番で4メートルのバーディパットを決め、取り返すと6、7番で連続バーディを奪い、後半は2アンダーパー34、この日5アンダーパー67でホールアウトした。

彼女は腰痛に悩まされていたが、前日プレーが終わった後と、この日スタート前にもトレーナーにマッサージをしてもらい「しっかりケアをして、いい感じでスタートできた」ことが好スコアにつながった。前日までのショットの不調も「上半身に力が入っていたので、力を抜いていこう」と気づいて、調整することができた。

今年は東北福祉大学ゴルフ部の女子の主将を務める。2歳年上の姉・あずさも同じ大学で4年の時は主将を務めた。それだけに自分が主将に指名されるかもしれないという予感、あるいは覚悟はできていた。現在の女子部員14人。「東北福祉大」という看板を背負い、チームをまとめていくには、想像以上の苦労があるにちがいない。本選手権も個人競技とはいえ、自分も含め4人の選手が出場し、さらに男子部員もいるため団体行動になる。主将の重責からは逃れられない。そんな中でのプレーで首位に立っているのは、さすがだ。

2位との差はあるが「どんなゴルフになるか、わからない。自分のゴルフを信じて落ち着いていけたらいい。この大会はだれもが獲りたいタイトル。今年最後なのでやっぱり優勝したい」と東北福祉大としては原江里菜(2006年)、佐藤絵美(2012年)、小西瑞穂(2017年)に続く4人目の優勝者を目指す。


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