単独首位でスタートしながら前半で40を叩き、いい流れを作れなかった井端和生。後半のハーフはパットが決まりだし、リズムが出てきたことでなんとか37でまとめ、プレーオフに持ち込んだものの、最後は力尽きる形になった。
「こんなもんですよ。やっぱり前半がうまくいかなかったですね。ボギー、ボギー、ボギーとなって流れに乗れませんでしたね。プレーオフ云々ではなくて、そこがダメでしたね。プレーオフは今週で一番飛んでいましたよ。飛びすぎて困りました。最後は2メートルくらいのパットでしたけど、一番苦手なラインでした。スライスで打てば抜けちゃう、打たないと右に外れちゃうっていう感じ。プレーオフの1ホール目と同
じようなアプローチでしたけれど、ちょっと強かったですね。まあ、しょうがないですね」と、悔しさを噛み殺して淡々とこの日のプレーを振り返った。
日本一のタイトルまであと一歩で届かなかったが、来年こそはリベンジを果たしてもらいたい。
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