通算1アンダーパーで2位タイに終わった澤田信弘は「悔しいですね。ショットは良かったのに」と口惜しさをにじませた。首位と2打差の3位タイから逆転を狙ったが、3番1.5メートル、9番2.5メートルのバーディパットをことごとく外し、「焦った」という。差を詰めるどころか、ついにボギーが先に来て、首位と離されていってしまう。11番では下りの80センチのパーパットを外してしまい、ボギー。通算1オーバーパーとしてしまう。
この時点で少し「あきらめて」みたところ、その開き直りが良かったのか13、15番とバーディを獲れて、スコアをこの日イーブン、通算1アンダーパーに戻すことができた。この後はパーをつづけ、そのままホールアウト。「勝負どころのパットが入らなかった」とグリーン上での苦戦を敗因に挙げた。「でも惜しいとか言っていたら、きりがないですよね。来年頑張ろう」と気持ちを切り替えていた。澤田は本選手権に昨年初出場で3位、今年が2位タイと着実に順位を上げてきている。この順番で行くと来年は…?
鳴尾ゴルフ倶楽部でのプレー、結果が楽しみだ。
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