今年の九州ミッドアマチュアゴルフ選手権で4人によるプレーオフを制し、その勢いで本選手権初優勝をと目論んでいた儀保和。しかし、2打差の4位タイからスタートしたこの日は、2バーディ・3ボギー・2ダブルボギーの5オーバーパー77を叩き、通算6オーバーパーの6位タイに後退してしまった。
10番ホールからスタートし、前半は1バーディ・2ボギーと耐えていた。ハーフターンした後の1番(パー5)で残り100ヤードの第3打がバックスピンでグリーンからこぼれ、傾斜もあってボールは結局50ヤードのところまで戻ってきてしまった。第4打はピン奥3メートルにつけたものの、下りのパーパットを2メートルオーバーしてしまい、その返しのパットも外し、痛恨のダブルボギーとしてしまった。ここから「リズムを悪くしてしまい」続く2番ホールもボギー。7番でバーディを奪ったのももつかの間、8番(パー3)ではグリーン右手前に外し、ボールは砂利道にとまった。ライが悪く、このアプローチをミスして、ボールは斜面を転がり、戻ってきて、あわや池に入る寸前で止まった。結局3オン2パットでこの日2つ目のダブルボギーになってしまった。
「何もいいことはなかったな」と苦笑する。「風が読めなくて、ショートすることが多かった」と嘆く。首位とは8打差と開いてしまい、優勝は難しくなってしまった。それでも「謙虚にやらないとバーディは獲れない。8番と18番に仕返しをしないと」気持ちを前に向ける。18番は2日間ボギーで、8番に至ってはボギーとダブルボギーだ。なんとか明日は小野ゴルフ倶楽部を攻略してほしい。
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