「2018年度(第9回)JGA杯J-sysゴルフ選手権(JGAアンダーハンディキャップ競技)男子」は27日、岐阜県関市の岐阜関カントリー倶楽部・東コース(6,495ヤード パー72)で62名の選手が出場して、18ホール・ストロークプレーで行われた。
この日、2バーディ・3ボギーの1オーバーパー73で回った中村尊重がコースハンディキャップ10で、ネットのスコアが63となり、優勝した。中村は仕事の都合でこの日しか休みを取ることができず、朝3時半に車で東京・八王子の自宅を出発、コースには8時に到着した。練習ラウンドなしで、見事に栄冠に輝いた。本選手権では2015年に2位になっており、その時のリベンジを3年越しに果たしたことになる。
2位にはネットスコアが65の森本泰介、3位に66の服部昌利が入った。
中村は、「昨年の日本オープン開催コースでプレーが出来る。よく見よう。どの位なセッティングでどういうコースだろう」と本選手権を楽しみにしていたという。しかし、実際スタートすると「コースを見ている余裕はなかった」とプレーに集中していた。それが前半の2バーディにつながったかもしれない。後半は3ボギーでグロスのスコアは1オーバーパー73でホールアウトした。自身のベストスコアではなかったが、今季のベストスコアをマークした。「一緒に回った方がしっかりしたショットを打つ方ばかりで、プレーが速く」リズム良く回れたことも好スコアの一因だ。
難しいコースとイメージしていたので「ショットが曲がってミスしても、最後まであきらめい」でプレーした。これまで岐阜関カントリー倶楽部を回ったことはなく、「キャディさんの言うとおりに打って行った」。それが本人も「びっくり」という驚きの優勝につながった。
2015年の本選手権で2位に入っており、「その時は2位で嬉しかった。でも、その後だんだん優勝できなかったことが悔しくなり、勝ちたいと思うようになった」と見事にリベンジを果たした。
この日早朝から車を飛ばし、コース入りした。明日も仕事の為、自宅へ帰る。帰りの道のりも遠いとは思うが、安全運転で帰ってほしい。優勝を手土産に帰れるのは、中村さんだけです。
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