「2018年度(第9回)JGA杯J-sysゴルフ選手権(JGAアンダーハンディキャップ競技)女子」は27日、岐阜県関市の岐阜関カントリー倶楽部・東コース(5,615ヤード パー72)で64名の選手が出場。小春日和の絶好のコンディションの中、18ホール・ストロークプレーが行われた。
優勝したのはグロス82、コースハンディキャップ16でネットスコアが66で回った木村幹子で、2位に5打差をつけた。2位にはネットスコア71で回った川畑美雪、近藤京子、宮本千賀子の3人が並んだ。
木村は3組目と早い組のスタートだったので、後続の組のスコアは知らず、優勝の知らせは予想していなかったらしく、本人も驚きの優勝だった。「80台を目標に回っていて、一緒に回っていただいた方も応援してくれて、愉しくプレーできました」と喜びを語った。
木村の前半のスコアは44。コースハンディキャップは「16」なので、ハーフで8オーバーパーを目標にしていたので、ここまでは思い描いた筋書き通り。そして、後半は「ゴルフの神様が降りてきた」というように、1バーディ・3ボギーの2オーバーパー38をマーク。これが大きかった。グロスのスコアは「82」で、ネットのスコアは6アンダーパー66となった。前日の練習ラウンドのスコアは94だっただけに「ありえないスコア」と驚きの表情だった。
これまでメンバーだった地元・熊本の矢部サンバレーカントリークラブで、女子のクラブチャンピオンに2回なったことはあるが、大きな大会での優勝は初めてだ。結婚して子育てがひと段落した10年ほど前からゴルフを再開し、スクールに通って腕を磨いてきた。いわば普通の主婦だ。今日は「一緒に回っていただいた方が本当にいい人たちで、愉しくプレーできた」とゴルフをエンジョイすることを第一に考えていて、まさかの優勝だった。
地元には明日帰る予定にしているので、今日はおいしいお酒をゆっくりと飲むことができる。どうぞ祝杯をお楽しみください。
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