10月4日(木)から福井県のあわら市で開催された「第73回国民体育大会 福井しあわせ元気国体」ゴルフ競技会は、6日(土)の大会最終日成年男子、女子、少年男子の各種別は、台風25号の影響も心配されたが、終日時には日差しのさす中、第2ラウンドを行った。
芦原ゴルフクラブ・海コースで開催された成年男子種別は、初日首位の宮城県が3人(杉原大河、遠藤健太、久保田皓也)がそれぞれ安定したプレーで、そのまま逃げ切り、4年振り3回目の優勝を遂げた。2位には、4打差8位からスタートした地元福井県が、66ストローク(-6)とした木村太一の活躍もあり躍進した。3位には京都府が入賞した。個人戦は、初日65ストロークで首位発進した、杉原大河(宮城県)が、この日も70ストローク(-2)とし、トータル135ストローク(-9)とし、大岩龍一(東京都)と優勝を分け合った。3位には米澤蓮(岩手県)が入賞。
福井国際カントリークラブが会場の少年男子種別は、団体戦は初日トップから7ストローク差の6位からスタートした、地元福井県が、大谷元気の活躍もあり、見事に初優勝を飾った。2位には3ストローク差で大阪府、3位には香川県が入賞した。
個人戦は初日トップから1トップのストローク差の2位からスタートした大阪府の蝉川泰果が、同じく2位発進の出利葉太一郎(福岡県)と優勝を分け合った。3位には、2ストローク差で鈴木晃祐(千葉県)、地元福井県の大谷元気、熊本県の村上颯汰の3人が入賞。
越前カントリークラブで行われた女子種別は、首位から5ストローク差4位スタートの兵庫県が2位にはいった初日トップの大阪府に1ストローク差をつけ見事逆転、初優勝を飾った。3位には千葉県が入賞。地元福井県は27位。
個人戦は初日トップから3ストローク差の10位からスタートした安田祐香(兵庫県)がこの日69ストロークをマークし、見事逆転優勝を遂げた。
2ストローク差で内田琴子(北海道)、横山珠々奈(栃木県)、山下美夢有(大阪府)の3人が入賞した。先週の日本女子オープンでロー・アマチュアの後藤未有(福岡県)は27位タイに終わった。
この結果、天皇杯(男女総合成績)は地元福井県が、皇后杯(女子総合成績)は兵庫県が獲得した。
なお、来年は茨城県で開催される。
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