ラウンド終了後に話を聞くと「ありえないです。本当にまぐれです」と開口一番に話す西田貴子。この日は4バーディ・6ボギーの2オーバーパー74という内容。この日はアイアンショットの調子が良く、4つのバーディのうちの2つはパー3でピンを刺して奪ったもの。さらに言えば4つのパー3中、3ホールでバーディチャンスにつけるほどアイアンショットが切れていた。
「練習ラウンドはボロボロだったんです。一昨日もボギーペース以上だったんです。とても今日のスコアが出るような感じじゃなかったんです」。謙遜する西田だが練習ラウンドは5ラウンド行っており準備は万全。良いスコアこそ練習ラウンドでは出なかったようだが、その経験が本番で花開くこともある。今回はそのパターンなのかもしれない。明日は逃げ切りで大会制覇を狙う。
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