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競技報告
【強豪・西村優菜が66で4打差6位タイに急浮上】
第2日 競技報告:塩原義雄 写真:Y.Watanabe


試合の流れに乗り遅れるわけにはいかない。優勝候補の一角に挙げられている西村が第2ラウンドに66をマーク、2日間通算7アンダーパーとして上位に浮上した。

第1ラウンドは71と、やや出遅れ感があった。ドライバーショットの乱れと、それをカバーしようとしたアイアンショットが噛み合わずに「バーディーチャンスを作れなかった」というのが、スコアを伸ばせなかった理由だ。その反省から、第2ラウンドは、アイアンショットでしっかりとラインに打ち出すことを意識したという。「はい、昨日は、ほとんどピン筋には飛んでいってくれませんでしたから、なんとかレギュラーオンさせるだけのゴルフになってしまいました。だか
ら、第2ラウンドは、フォロースルーを低めに抑えるライン出しショットを多用しました。ドライバーショットには、まだまだ不安があり、思い切って振り切れる状態ではありませんが、そこは“フェアウェイにありさえすればいい”ぐらいに割り切って、アイアンで勝負をかけることにしたのがよかったように思います。悪い状態の中でのベストに近いスコアにまとめられました」。

第2ラウンドは、10番ホールからのスタートで、いきなり第2打を1.5メートルにつけた。続く11番(パー5)では、ドライバーショットが「久しぶりに会心の当たり」で2オンを狙えるポジションに。狙いにいった3番ウッドの第2打は、わずかに届かなかったものの、グリーン手前から楽々寄せて連続バーディと絶好の滑り出しとなった。13、14番もアイアンショットが冴えた。13番は2メートルにつけ、さらに14番(パー3)では7番アイアンのティーショットがカップに入りかけた。この他にも17番2.5メートル、1番5メートル、5番2.5メートルとチャンスを作っては決めるという流れで、7バーディ・1ボギーのホールアウトとなった。

唯一のボギーは「得意だったはずのドライバーショットの乱れ」という不安材料が顔をだしてしまった結果だった。15番ホールである。ティーショットを大きくプッシュアウトさせてしまった。「2度の連続バーディで、ちょっと気持ちが緩んでしまったのかもしれません。今の自分の調子では、そんなことをしている余裕はないはずなんですけど…」。
西村は、自己ベストの64を、このコースでマークしている。「でも、今は更新を狙える状態ではないので、残る2日間は、とにかく60台でラウンドする。それをテーマにしていきます。追い上げていければいいのですが…」。最後の日本女子アマ。西村はドライバーショットの不安を抱えながら、後半の戦いに臨む。

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