首位タイからスタートした西郷真央だったが、第2ラウンドは伸び悩んだ。34というパット数が、それを物語っている。1番のボギーを4、5番の連続バーディで取り返したまではよかったのだが、7番で90センチのバーディパットを外したところから、肝心なパットがほとんど入らなくなってしまったという。1メートルから2.5メートルのバーディパットをいくつ外したか…。
「打ち方が悪かったわけではないんです。狙ったところには打ち出せていましたから。でも設定したラインがことごとく間違っていて、すっかりカップに嫌われてしまいました。ラインは合っていたのに、打ち切れなかったホールもありましたね。15番では3パットもあ
りました。今日は、パッティングがすべてです」
ということで3バーディ・2ボギーの71というスコアもやむなし、だったか。
第3ラウンドの予報は雨。クラブハウスから引き上げるときには、西郷の雨対策は固まっていた。「ショットでは打ち急がないこと。パッティングでは、曲がり幅を少なめに読んで強めにヒットすること。はい、明日は、これでいきます」。このギアチェンジがうまくいくことを願おう。
|