2019年度(第61回)日本女子アマチュアゴルフ選手権は28日、愛媛県エリエールゴルフクラブ松山で最終ラウンドを行った。
早朝の霧でスタートが危ぶまれる中、午前6時過ぎには霧も晴れ、定刻7時に第1組がティーオフしたこの日。通算14アンダーパー単独首位でスタートした和久井麻由は、出だしから連続ボギーの不穏な立ち上がりで、2打差2位につけていた西郷真央に並ばれてしまう。その後、和久井は4、5番の連続バーディで西郷を突き放しにかかるも、西郷も負けじと5番(パー5)のバーディで食い下がる。西郷は、8番(パー3)でもバーディを決めて、両者は通算14アンダーパーの首位タイで後半に向かった。デッドヒー
トを繰り広げる最終組に割って入ったのは、2017年チャンピオンの安田祐香と日本女子オープンローアマチュアの後藤未有と小倉彩愛。
小倉が前半で3つスコアを伸ばして通算12アンダーパー、後藤も後半4つスコアを伸ばして、最終組の2人を追い詰めていく。しかし、西郷は10、11番の連続バーディで一歩抜け出すと、その後は1バーディ・1ボギーと粘りのプレーを見せ、最終ラウンドを4アンダーパーでホールアウト。通算16アンダーパーで嬉しい初優勝を果たした。2打差の2位タイには後藤と和久井、3打差の4位に小倉、通算12アンダーパーで古江彩佳が5位入賞となった。安田は、5バーディ・2ボギーの69でホールアウトし、通算11アンダーパーで6位に終わった。
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