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Championship Reports
競技報告
【本年大会最年長の水上晃男が見事に後半のラウンドへ】
第2日 競技報告:三田村昌鳳 写真:Y. Watanabe
18番グリーンを遠巻きに見ていたら「ナイスバーディ」という声が、聴こえてきた。誰かと思っていたら、本年大会最年長52歳の水上晃男のバーディパットだった。
「ヘトヘトですよ」と苦笑いをしながらも、その奥に嬉しそうな表情が滲みでていた。通算イーブンパー、32位タイでの後半のラウンド進出が決まった瞬間だ。
「体力の限界ですね」と言いながら、クラブを手にすれば、力強くショットをしてフェアウェイを闊歩してしまうゴルファーの習性を見た気がした。この大会前からあわせて今日が、7、8ラウンド目らしい。
年齢を重ねるとやることが多い。体のケアも、重要なことだ。「ここにきて、毎日、お風呂に3回入って、そのた
びに、ストレッチしているんです。マッサージは癖になりますし、探すのも大変ですので、最近は、ストレッチ中心にケアしています。ともかく、最近の若い選手たちは、飛ばしますからね。僕だってある程度は行くんですけど、彼らは320ヤードは平気で飛ばしますから。すると楽に50ヤード、置いていかれる。ついつい、飛ばそうと本能が働くんでしょうかね(笑)。自分の飛距離、自分の飛距離と言い聞かせています」と言った。今回、多用するのが7番ウッド。それを武器に助けられた200ヤードほどの9番と14番のパー3。さらには12番の第2打。そういう熟達した技量も飛距離に負けない武器なのだろう。

「残り36ホール、ですよね。まずは、じっくり睡眠。そしてストレッチでしょうね」と言ったけれど、昨日の夜は、近くの練習場で100発ほど打球練習したそうだ。その努力が、水上を支えているのだろう。

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