唐下明徒は、5バーディ・ノーボギーの5アンダーパー66をマークし、岡田晃平と並んで首位に立った。この日は雷雲接近による中断が3度あり、集中力を保つのが難しかったと思われるが、それがかえって緊張することなくプレーできたのがよかったという。「同じ組の人がもともと知り合いだったり、先週一緒に回ったり、と仲良く話をすることができてリラックスできた」のも良かったようだ。
来年オリンピックの舞台となる霞ヶ関カンツリー倶楽部・東コースを66で回ったことに本人も「びっくり。パープレーが、いっぱいいっぱいと思っていた」と驚く。「フェアウェイもグリーンも外したのは1回ずつだけ」とショットの正確性がよかったことが、好スコアにつながった。度重なる強い雨にもかかわらず、グリーンのスピードは落ちなかったが、グリーン上での「タッチもあっていた」という。7,466ヤード、パー71という設定で、9、12、18番ホールが「長いパー4なので、攻めすぎずそこでしっかりパー」で上がればいいと考えている。コースマネージメントは、きっちりとできており、思い描いた通りのプレーができた。
去年の本選手権では8位タイの成績を残しており、「それを超えられたら超えたいが、まずは予選を通過する」ことが目標だ。明日のプレーいかんによって好位置につけられれば、目標も上方修正することになる。第2ラウンドのプレーぶりに期待がかかる。
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