飛距離がストロングポイントの神谷そららしい豪快なショットが炸裂したのは3番(パー5)だった。478ヤードで、この日は左からのアゲインストの風が吹いていた。その中でドライバーショットは260ヤードを超え、第2打地点からピンまでは215ヤードを残すだけだった。この第2打では4番ユーティリティで2オンを果たした。2パットにまとめてのバーディだ。
ドライバーを手にしたら「いつだってフルスウィングです」。その飛距離、昨年の計測では250ヤード。今年は、「さらに10ヤード飛ぶようになって260ヤードになりました」と、さらりと言ってのける。
本選手権には、こんな目標を立てて臨んできた。「とにかく
3日間とも、もぐることです」。もぐるというのは、アンダーパーでラウンドするということで、具体的には「毎日3アンダーパーというのを狙っていました」。荒天に邪魔されて、想定より1打ずつ多くなった71、71ではあったが、「まぁ、合格点をつけてもいいと思います。
そのかわり、最終ラウンドは、最低でも当初の目標スコアだった70を目指します。はい、自分らしく攻めまくるプレーで、風にもコースにも勝ちたいと思います」
神谷そら。話も豪快であった。
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