「2019年度(第25回)日本ジュニアゴルフ選手権 女子12~14歳の部」は16日、埼玉県川越市の霞ヶ関カンツリー倶楽部・西コースで最終ラウンドを行った。通算1アンダーパーで2位グループと1打差ながら単独首位でスタートした與語優奈(長久手市立長久手中学3年)だったが、「楽しみたい」と話していた優勝争いのプレッシャーからか、7番でダブルボギーを叩くなど前半で5つスコアを落とし大きく順位を落としてしまった。
かわって上位争いを演じたのは、1打差2位タイにつけていたディフェンディングチャンピオンの森愉生(倉敷市立西中学3年)と手塚彩馨(南アルプス市立白根御勅使中学2年)の2人。両者は前半をパー
プレーで凌いで首位タイに並ぶ。後半、手塚が1つスコアを落として森が連覇に近づいたが、この2人に割って入ったのが通算1オーバーパーでスタートした外園華蓮(日照学園中学3年)。外園は、2バーディー・2ボギーの安定した内容でパープレーでホールアウト。通算1オーバーパーでクラブハウスリーダーとなり、最終組のプレーを待った。
その最終組でしのぎを削った森と手塚。スコアを崩したのは、森だった。16番から3連続ボギーで手塚に離されると、一方の手塚は、17番を終えて通算2オーバーパー。手塚は最終ホールで起死回生のバーディを奪い、優勝争いは、外園と手塚のプレーオフに持ち込まれた。西コースの1番で行われたプレーオフ1ホール目、手塚がボギーを叩いたのに対し、外園はパーをセーブ。劇的な逆転で、本部門初出場の外園が優勝杯を手にした。
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