首位と1打差の2位タイでスタートした長谷川大晃は、前半は「パットが入らないで耐えるゴルフが続き、我慢を」重ねた。1番ホールから5番までパーが続き、6番のパー5でやっとバーディが来て「ひとまず安心したが、続く7番(パー3)で20メートルのパットを2メートルショートしてしまい」ピンチを招いた。このパーパットを「入れてから流れが良くなった」と9番でバーディ、ハーフターンして13、14番を連続バーディとした。17番ホール(パー3)ではティーショットをグリーン手前に外し、そこからのアプローチが2.5メートルにしか寄らなかったが、このパーパットを「何とか決めて」このピンチも切り抜けた。
結局、この日は4バーディ・ノーボギーの4アンダーパーで回った。通算12アンダーパーとスコアを伸ばし、首位の蝉川泰果と1打差の単独2位だ。優勝を意識してくる位置だが、前日話をしていた通り、まずは第3ラウンドで「自分のゴルフをして」優勝を狙える位置にいれば、第4ラウンドで頂上を狙うつもりだ。第2ラウンドも「ショットの調子が良くて、バーディチャンスを作れた。あと2つくらいは伸ばせたかな」ともっとスコアを伸ばせる余裕がうかがえる。あと2日間、彼がどこまでスコアを伸ばすことができるか、楽しみだ。
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