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競技報告
【蝉川泰果は、一歩後退に肩を落とす】
第3日 競技報告:JGA 写真:JGA
第2ラウンドを終えて通算13アンダーパーで首位を走っていた蝉川泰果。ムービングデーの第3ラウンドも1番(パー5)で計算通りバーディ発進を決めると、続く2番では5メートルを沈めて連続バーディと幸先良くスコアを伸ばす。しかし、3番(パー3)で20メートルほどのパッティングを3パットでボギー。それでも4番で下り傾斜の3メートルのスライスラインをねじ込んでバウンスバックを決めてみせた。しかし、6番(パー5)のバーディの直後の7番(パー3)でボギーと、波に乗れない展開を強いられた蝉川は、徐々に精彩を欠いていく。昨日までの過ごしやすい気温から一転、真夏を思わせる気温にうだるような蒸し暑さが加わる厳しいコン
ディションに、体力と集中力が削がれていく。

前半、抜群のショットのキレを見せていたが、後半に入ると、バーディは15番(パー5)の1ホールのみ。16、17番では痛恨の連続ボギーを喫し、この日5バーディ・4ボギーの71とスコアを伸ばしきれず、通算14アンダーパーで首位と1打差の3位に順位を落としてしまった。
「今日は、距離感、グリーンの傾斜…読み間違いが多かった。後半、暑さで集中力を欠いたのか、ミスが続いてバタバタのゴルフになって、悔いが残るラウンドになってしまった」と、肩を落とす。

4日間72ホールのプレーのすべてを完璧にしていくのは理想だが、それはあくまでも理想。浮き沈みの中で、どれだけ自分が納得できるパフォーマンスを見せられるかが、優勝杯に近づく鍵になる。蝉川にとって、厳しい1日となったムービングデーとなってしまったが、コースからほど近い実家から通っている蝉川。気持ちをリフレッシュして、明日の最終ラウンドを迎えたいところだ。


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