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競技報告
【杉原大河と砂川公佑が通算-15で首位を並走】
第3日 競技報告:JGA 写真:JGA
杉原大河
砂川公佑
蝉川泰果
2019年度(第73回)日本学生ゴルフ選手権は29日、兵庫県小野市の小野グランドカントリークラブ・NEWコースで第3ラウンドを行った。昨日までの雨と秋の訪れを思わせる気温から一転、時折、夏の最後の日差しが肌を焼き、高い湿度に見舞われたムービングデー。上位陣は、優勝争いを少しでも優位に進めようと必死のプレーを見せたが、気候の変化に徐々に体力と集中力を削がれ、スコアが伸び悩む。

その間隙を縫って、ビッグスコアを叩き出したのは、首位と5打差の9位タイにつけていた杉原大河(東北福祉大学2年)と4打差6位タイでスタートした砂川公佑(大阪学院大学3年)の2人。杉原は、1イーグル・5バーディの65のベストスコアタイ、砂川も6バーディ・ノーボギーの66と、ともに完璧なプレーを見せて通算15アンダーパーで首位タイに並んだ。本選手権初出場で首位に立っていた蝉川泰果(東北福祉大学1年)は、71と伸び悩み、1打差の3位に後退。さらに1打差の通算13アンダーパーで今野匠(東北福祉大学3年)が4位につけている。

位と5打差に15人がひしめく優勝争い。連日、好スコアが続出しているだけに、明日の最終ラウンドも混戦模様必至だ。

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