25歳以上の男子アマチュアゴルファー日本一を決める2019年度(第24回)日本ミッドアマチュアゴルフ選手権は、明日20日から22日までの3日間、埼玉県狭山市の武蔵カントリークラブ・笹井コースで開催される。
武蔵カントリークラブ・笹井コースは1959年11月22日に開場し、大会最終日にちょうど60周年を迎える。コース設計は名匠と謳われた井上誠一氏で、武蔵野のフラットな地形に、松林のなかにセパレートされたコースである。井上氏特有の曲線美ともいえるマウンドやアンジュレーションのある砲台グリーンが特徴的だ。2014年にコースを大改造して、それまで2グリーンだったものを1グリーンにし、ホールを入れ
替え、パーを変更した。全体的なコースレイアウトを見直し、バンカーや池の配置も改良して、戦略的な難易度が増した。笹井コースではこれまでに日本オープン(1970年)、日本女子オープン(1994年)を開催しており、最近では2018年にアジアパシフィックオープンダイヤモンドカップの舞台になったことも記憶に新しい。
大会には昨年優勝の豊島豊をはじめとして、井上貴弘、庄司由、高橋雅也、塩月純生、田中政佳、井関剛義、和田博ら歴代チャンピオンなど131名の選手が出場する。競技は54ホール・ストロークプレーで行われる。近年日本アマはほぼ学生たちの大会になってしまい、本選手権が社会人としての日本一を競う場となっているだけに、出場選手のモチベーションも高い。はたして栄冠をつかむのは誰か?
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