52歳の水上晃男、51歳の金子光規の2人に36歳の小原淳、松尾真吾の2人が挑む構図となった。首位でスタートした小原は10番ホールからスタートし、11番バーディの後、14番でティーショットを林に曲げダブルボギー、16番ボギーとして2オーバーパー38でターンした。後半は2、3番と連続バーディを奪い、スコアをイーブンパーに戻す。そこまでは順調だった。しかし、6番から4連続ボギーを叩いてしまい、通算4オーバーパーとして他の3選手に並ばれた。上がり4ホールのうち「2つくらいはパーを取れたら」と悔やむが、「ショットが良くないので、こんなもんかな。我慢比べなのでよかった」と納得していた。前日首位の成績で「周
りの人からメールをもらい、喜んでもらっているのでうれしい」と反響があった。ならば、明日はもっと喜んでもらうように、いい報告をしたいところだ。
もう一人、松尾は1番ホールでティーショットをバンカーに入れたものの、残り135ヤードの第2打を9番アイアンで打って、30センチにつけて楽々とバーディでスタートしていった。その後は3ボギーを叩いたものの、ハーフターン直後の10番でもバーディを奪取し、「出だしの2つのバーディが大きかった」とこの日は1オーバーパー73にまとめ、通算4オーバーパーで首位に並んだ。「75か76でいい」と思っていただけに、満足のいく内容だった。明日の優勝争いは「しびれると思うけど、パットが入っている。明日も入ってくれたらいい」とバーディ発進で抜け出したいところだ。
|