本選手権初出場の昨年大会で4位に入り、シード選手として出場している松山香織。今年は初タイトルに向けて首位スタートを切った。
多くの選手がスコアを崩していく難コースに対し、この日は3バーディ・4ボギーの1オーバーパーの見事なラウンドで首位に立った。首位に立ったプレーを振り返り「なにも良いところはなかったですけれど、大きなミスがなかったですね。それでも小さいミスからのボギーが多かった」と本調子ではないものの好スコアをマークし、笑顔を見せた。
1日を通して冷たい風が吹きつける中、「寒さが苦手で。後半になると風が強く吹いてきたので辛かったです」。その影響があったのか後半では集中力を欠き、持
つクラブを間違えてしまい、バーディチャンスをボギーにしてしまうなど反省することが多いラウンドだったという。「それでもなんとかこのスコアで回れたことは上出来だと思う」と悔しさが残るものの、スコアには満足のいくラウンドだったようだ。
初の日本タイトルについて「私のゴルフは”日替わり”。明日のことは明日考えてプレーしたいです。目標はもちろん優勝ですけど、あんまり考えすぎるとゴルフがおかしくなってしまうので」と最終ラウンドに向けて調整に向かった。
|